60代・無職男性が家出：自宅から離れた公園

無職の家出状況（60代・男性）

母方の祖父が、急にいなくなったといって、母親の実家から電話がかかってきました。その頃祖父はうつ病だったのでとても心配しました。母と一緒にすぐに母の実家に行きました。母の実家では祖母が真っ青な顔で待っていました。母の兄が中心になって、知人や親せきの家に電話をかけていました。私と母は、祖母と一緒に近所を探し歩きました。

捜索願いを出した時の警察の対応や家族の行動

祖父がいなくなった翌日に捜索願を出しました。祖母は警察に行くのは気が進まなかったらしく、「もう少し待ったら帰ってくるかも」と言っていたのですが、母の兄が出した方がいいと言って祖母を説得しました。警察へは祖母と母の兄と母で行きました。警察は、祖父がうつ病であることを重視したみたいです。祖父は携帯電話は持たず、財布だけをもって出かけていました。なので自殺や事故の可能性があるといって、管内でそれらしいき事件が起きていないかを調べてくれました。また、病院にも問い合わせをしてくれ、その日の夕方、警察から問い合わせた結果の報告が電話がありました。その結果、病院や老人施設に祖父らしき男性は保護されていないということでした。

その家出の捜索結果

私は捜索願を出した後、一旦家に帰りました。母は祖母が心配だからといって、実家に残りました。その後も母たちは心当たりを探していましたが、捜索願を出した三日後、っ自宅から10キロほど離れた小さな公園で祖父が自殺しているのが見つかりました。冬だったので、発見が遅れたみたいです。母たちには、警察から男性の自殺者の遺体が出たから確認してほしいという電話がありました。